「我々はホイルンドだけではない」絶好調エースの負傷にもテン・ハグ監督は自信失わず

絶好調だったFWラスムス・ホイルンドが負傷離脱に[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督は、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドの負傷にも強気な姿勢を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

今シーズンは開幕から振るわぬ時期が続いたユナイテッドだが、現在はプレミアリーグで4連勝中と復調。その中心にいたのが、直近5試合で6ゴールとまさに大暴れの活躍を見せていたホイルンドだった。

ところが、そのホイルンドは筋肉系の負傷により2~3週間離脱へ。これによって、3月3日に予定されるマンチェスター・シティとの“マンチェスター・ダービー”を含む今後数試合の欠場が確実視されている。

絶好調のエースを失う痛恨の事態となったユナイテッドだが、テン・ハグ監督は自信を失わず。現在は攻撃陣全体が好調であり、変わらぬ脅威を示してくれるはずだと強調している。

「ホイルンドは最近の我々にとって、とても重要な存在だった。とはいえ、特に(アレハンドロ・)ガルナチョについてもここ数試合は非常に力強いプレーを見せているだろう」

「ラッシー(マーカス・ラッシュフォード)も有能な選手だ。決定力を備えているからね。最近の試合での前線は絶対的な脅威となっており、得点を決めてくれる。だから、ホイルンドだけではないんだ。ガルナチョ、ラッシュフォード、スコット・マクトミネイ、ブルーノ(・フェルナンデス)もゴールを決められる」

「秋口の我々の前線には得点力がなく、脅威になっていなかった。しかし今、彼らはとても調子が良く、常に脅威となっているだろう。ホイルンドが不在でも、それは続くと確信している」

「我々は非常に強力な前線を並べられるだろう。相手が『なんだ、簡単だな』と思うような前線ではない。きっと相手チームは我々のアタッカーたちを恐れるはずだ」

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