みなさんこんにちは。地域特派員のじゃがイモ美です。
今回ご紹介するのは、LRT開業により注目の集まる「飛山城史跡公園」。
鬼怒川沿いの断崖の上に、鎌倉時代に築かれたお堀や土塁などが復元された広大な公園で、
お散歩しながら歴史に親しむことができる、いわば大人の遠足スポットです。
ライトライン 飛山城跡駅からは徒歩約20分
ライトライン飛山城跡駅から、ゆるやかな坂を登り住宅街を抜けていくこと約20分。
「宇都宮市内にこんな歴史的な場所があったのね!」と驚くほどの立派なお堀のある公園です。
駐車場も広々(25台、大型バス3台)、無料で入館できる歴史体験館も併設され、お手洗いもあるので安心して散策することができます。
高さ5m超の土塁にびっくり!
飛山城は、北関東を中心に活躍した宇都宮氏の重臣・芳賀氏が築いたといわれる300年続いたお城で、
二重・三重の堀と北側を流れる鬼怒川に守られた、芳賀氏の重要な拠点であったとか。
お城の形は時代によって形を変え、現在の公園は、もっとも面積が拡大した戦国時代のものを復元したものだそう。
お堀の中を歩いてみると、身長をはるかに超える土塁がど迫力!城を攻められないように人力でこんな構造物を築いたなんて、、、生きるか死ぬかの戦国時代ならではですね!
歴史体験館のすぐ横には、土塁登り体験ができるローブつきの土塁があるので、武士の気分でぜひどうぞ♪
城を守る北側の眺めは最高
本丸があったといわれる北側の箇所からは、鬼怒川と宇都宮市街地が望め、芳賀氏も同じ景色をみたのかな、とわくわく。
ボランティアガイドさんに聞いた話によると、本丸があった箇所は崩落によりほとんどなくなっているのだそうです。今ではLRTが走るまちになりましたよ!芳賀氏さん!
ちょこっとお楽しみポイント
2月20日に訪れたときには、早春の季節の花がちらほら。
空気の澄んだ厳冬期には、富士山が見えることもあるそうです!
国土の基準となる三角点も見つけました。
以上、公園のレポートでした!
秀吉の命により棄却されるまで300年続いた飛山城。お散歩してみてはいかがでしょうか。
ここで一句「土塁越え 本丸目指して 攻めかかれ!」
また次回~!