長谷部欠場のフランクフルトが後半AT弾で低調ヴォルフスブルクとドロー【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

長谷部誠の所属するフランクフルトは25日、ブンデスリーガ第23節でヴォルフスブルクと対戦し2-2の引き分けに終わった。長谷部はベンチ入りも出場機会はなかった。

公式戦5試合勝利のない6位フランクフルト(勝ち点33)が、リーグ戦7試合勝利のない14位ヴォルフスブルク(勝ち点24)をホームに迎えた一戦。前節今季リーグ初先発となった長谷部はベンチスタートとなった。

フランクフルトは開始早々に失点を許す。2分、右CKのクリアボールをペナルティアーク手前のアルノルトが右足ボレーシュート。これは右ポストに弾かれたが、こぼれ球を拾ったヴィンドの左クロスをファーサイドのラクロワにヘディングでゴールに押し込まれた。

先制を許したフランクフルトは14分、中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がった11のラストパスをボックス左で受けた31がダイレクトシュートをニアサイドに流し込んだ。

追いついたフランクフルトだったが、36分にセットプレーから勝ち越しを許す。中盤で獲得したFKから素早くリスタートすると、これに反応したヴィンドがボックス左に落としたボールをメーレが右足アウトサイドでクロス。最後はゴール前のベーレンスがヘディングでゴールに流し込んだ。

迎えた後半、フランクフルトは67分にマックスファン・デ・ベークを下げてチャイビとエンクンクを投入。すると69分、エンクンクがゴール前へ絶妙なロングスルーパスを供給すると、走り込んだクナウフがボックス中央右からダイレクトシュートを放ったが、これはわずかにゴール左に外れた。

その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにフランクフルトが試合を振り出しに戻す。

92分、相手のクリアボール中盤のコッホが頭で弾き返すと、ボックス手前のチャンドラーが頭で繋いだボールをゴール前に抜け出したマーモウシュが冷静にゴールに流し込んだ。

結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。2度のビハインドを背負うも土壇場で追いついたフランクフルトが勝ち点1を拾った。

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