堂安フル出場のフライブルクがアウグスブルクに逆転負け…【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

堂安律の所属するフライブルクは25日、ブンデスリーガ第23節でアウグスブルクと対戦し1-2で敗戦した。堂安はフル出場している。

ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ2ndレグのRCランス戦を延長戦の末に勝利しラウンド16へ駒を進めた8位フライブルク(勝ち点29)は、その試合からスタメンを3人変更。堂安は[4-4-2]の右MFでスタメンとなった。

リーグ戦4試合勝利のない15位アウグスブルク(勝ち点23)に対し、開始早々にピンチを迎える。4分、バルガスのパスでボックス左から侵入したイアゴが堂安に寄せられながらもシュートを放つと、これが右ポストを直撃。

ピンチを凌いだフライブルクは18分、ボックス左から侵入したグリフォが切り返した場面でイェンセンに倒されると、主審はPKを宣告。このPKをグリフォがゴール左隅に決めた。

その後はポゼッションで上回るアウグスブルクにやや押し込まれる展開が続いたが、自陣で集中した守りを見せるフライブルクは決定機を作らせず。前半はフライブルクの1点リードで終了した。

迎えた後半も膠着状態が続く中、フライブルクは62分にホーラーのパスで左サイド深くまで駆け上がったグリフォの折り返しに堂安が飛び込んだが、右足で合わせたシュートはわずかに枠の右に外れた。

追加点が欲しいフライブルクは、66分にグレゴリッチュとギンターを下げてR・サライとマケンゴを投入。しかし、スコアを動かしたのはアウグスブルクだった。

72分、イアゴのパスで左サイド深くまで駆け上がったA・マイアーがクロスを供給。これをゴールを背にしながらもティーツが左足で上手く合わせると、GKアトゥボルの弾いたボールをウドゥオカイがゴールに押し込んだ。

その後、76分に最後の交代でグリフォとロールを下げてヴァイスハウプトとシディリアをピッチに送り出したフライブルクだが、81分に再び失点を許す。右サイドから斜めのドリブルで持ち上がったデミロビッチのパスを受けたエンゲルスがボックス中央左から侵入し、ゴール左隅にシュートを流し込んだ。

逆転を許したフライブルクは、終盤にかけてもなかなかシュートシーンを生み出すには至らず。試合はそのまま1-2でタイムアップ。痛恨の逆転負けを喫したフライブルクはリーグ戦5試合勝利なしとなった。

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