日本の「はだか祭」に女性が着衣で参加、1250年の歴史で初

愛知県稲沢市の尾張大国霊神社で22日、1250年以上の歴史がある「国府宮はだか祭」があり、女性が初めて参加した。女性たちは法被(はっぴ)姿で、厄よけ祈願のササを奉納する神事に参加した。

国府宮はだか祭では、神社に選ばれた「神男(しんおとこ)」に触れて厄(やく)を落とそうと、ふんどし姿の男性たちがもみ合いを繰り広げる。

同神社によると、これまでも女性の参加は禁止されていなかったが、ふんどし姿が慣例だったため事実上、加われなかった。

地元の女性団体から参加したいとのと申し入れがあり、今回の形になったという。

シャイマ・ハリル東京特派員が取材した。

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