横浜ベイシェラトン、宴会場を開業以来の大リニューアル 3月から営業再開

リニューアルした横浜ベイシェラトンホテル&タワーズの宴会場「浜風」=横浜市西区

 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ(横浜市西区)は3月1日、4階の宴会場をリニューアルオープンする。同フロアの大規模改修は、1998年の開業以来初。2月26日には、報道陣向けに内覧会を開いた。

 同フロアの宴会場は、新型コロナウイルス禍で2021年3月から営業を休止。22年からは、横浜駅西口に建設中の超高層分譲マンション「THE YOKOHAMA FRONT TOWER(ザ・ヨコハマ・フロント・タワー)」(同市神奈川区鶴屋町)のモデルルームを設けていた。当初は24年夏まで設置する予定だったが、マンションが完売したことで約1年前倒しで改修工事を開始した。

 リニューアル後は、4つの宴会場を設ける。

 婚礼に特化した宴会場は、横幅12メートルのシアターワイドビジョンを設置。ウェディングの演出を最大限に発揮できる空間に仕上げた。70~200人超のパーティーで使用可能な宴会場には、4台の大型スクリーンのほか、LED照明など35台を用意した。

 今後は婚礼だけでなく、企業のイベントや展示会利用を狙う。同社によると、24年度の婚礼件数の目標は、約290件を掲げる。石原哲也総支配人は「新様式のウェディングに合わせたつくりに仕上げた。多くの人にご利用いただきたい」と話している。 

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