プレミアリーグは現地時間2月26日、同リーグの財務規定に違反したエヴァートンの勝ち点剝奪処分が10ポイントから6ポイントに軽減されたことを発表した。
2023年11月17日、プレミアリーグが定めるファイナンシャル・フェアプレー規則である「収益性と持続可能性に関する規則(PSRs)」に違反したとして、エヴァートンは勝ち点10ポイントの即時剥奪処分を受けていた。
エヴァートンはこの処分に対して控訴していたが、独立委員会の審理を経て、勝ち点剝奪処分が10ポイントから6ポイントに軽減された。これを受けて17位のエヴァートンは、勝ち点25となり15位へ順位が上がることになる。
エヴァートンの勝ち点剥奪処分が軽減されたことで、降格圏に位置する18位ルートン・タウンと17位のノッティンガム・フォレストの勝ち点差が4と、残留争いにも影響が出ることになる。
プレミアリーグの公式サイトは以下のように声明を発表している。
独立控訴委員会は、2021-22シーズン終了時におけるエヴァートンの「収益性と持続可能性に関する規則(PSRs)」に対する処分は即時6ポイント減点となる結論を下した。エヴァートンは9つの理由に基き、処分に対して控訴していたが、そのうち2つの理由が認められた。この処分は即時有効となり、プレミアリーグの順位は更新される。