マンチェスター・ユナイテッドはフィオレンティーナからレンタル中のモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトについて、返却する方針を固めたようだ。
アムラバトは昨夏の移籍市場で、買い取りオプションの付随した1年間のレンタル移籍でユナイテッドに加入。ユトレヒト時代にエリク・テン・ハグ監督から指導を受けた経歴を持つモロッコ代表MFには、即戦力としての期待が寄せられていた。
しかし、今シーズンは公式戦19試合出場も、プレミアリーグでの先発は7試合のみに。年明け以降はスタメン出場がなく、リーグ戦では計5分間の出場にとどまっている。
イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によると、ユナイテッドはすでにアムラバトをフィオレンティーナへ返却する方針で固まっているとのこと。今シーズン、プレミアリーグで6位と苦しむクラブは今夏に新たな中盤の補強を模索しているようだ。
ユナイテッド初のモロッコ出身選手であり、加入時にはプレミアリーグでプレーするという夢の実現を喜んでいたアムラバト。今夏はひとまずイタリアに戻ることとなりそうだが、そこからどのような去就の決断を下すかが注目される。