部下にマッサージさせ、自宅で小屋作りを手伝わせる…パワハラで消防署長を処分【長野】

部下にマッサージをさせるなどのパワハラ行為を繰り返したとして、佐久地域の消防署長が懲戒処分を受けました。

佐久広域連合消防本部によりますと22日付で、2カ月の減給10分の1の懲戒処分を受けたのは佐久地域の消防署長を務めている55歳の男性です。
消防本部などの調査で、部下の男性1人にマッサージをさせたり、休日、複数の部下に自宅で小屋作りを手伝わせたりしたことが、パワハラ行為として認定されたということです。
調査は、部下だった30代の男性職員が去年6月に自殺したことを受けて実施されました。
その職員に対するパワハラ行為は確認されなかったということです。
一方、上司としての指導監督が適正ではなかったとして、消防本部トップの消防長など3人が戒告や口頭注意の処分を受けました。消防本部は、ハラスメント研修などを行い再発防止に努めるとしています。

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