クロップ退任のリバプール、インテル指揮官に興味?バルサなども関心

シモーネ・インザーギ監督 写真:Getty Images

リバプール(イングランド1部)が、インテル(イタリア1部)を率いるシモーネ・インザーギ監督の招へいに興味を持っているようだ。イタリア『トゥット・スポルト』が伝えた。

今季のプレミアリーグで首位に位置し、カラバオカップも制したリバプール。だが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇やリーグ優勝に導いてきたユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任することがすでに決まっている。

その後任としてバイエル・レバークーゼンを率いるクラブOBのシャビ・アロンソ氏を最有力に挙げているなかで、リバプールはインザーギ監督も新たにリストアップしている模様。ただ、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)やチェルシー(同1部)、バルセロナ(スペイン1部)も目を光らせるイタリア人指揮官は、インテルに満足しており、少なくとも2027年夏までの新契約を結びたいと考えているようだ。

なお、インザーギ監督はインテルでの年俸は550万ユーロ(約89億7000万円)だが、プレミアリーグのクラブは年間800万ユーロ〜900万ユーロ(約13億円〜約14億6000万円)のオファーを提示する可能性がある模様だ。

インザーギ監督は2010年に現役時代にプレーしたラツィオの下部組織で指導者キャリアをスタートさせると、2016年4月からトップチームを指導。2021年夏にインテルの監督に就任すると、コッパ・イタリア優勝に導く手腕を披露し、今季はここまでセリエA首位に位置している。

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