自動車部品メーカーの太平洋工業 ウレタン端材を再商品化 第1弾「吸音パネル」ECサイトで発売

自動車のエンジンカバーに採用されるウレタンを吸音パネルの中身に使用した

 自動車部品メーカーの太平洋工業(本社大垣市)は5月をめどに、自社の電子商取引(EC)サイトで、ウレタン端材を再利用した「アップサイクル商品」の販売を始める。第1弾は、クッション機能を備えた「吸音パネル」。ウレタンはエンジンカバーに採用されるほど防音性に優れるが、鉄やゴムのように原料に戻して再利用することが難しい。廃材として処理していたウレタンを再商品化することで、廃棄物の削減を目指す。

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