卒業制作を岩手飯岡駅で展示 盛岡工高建築・デザイン科

設計図面と模型が並ぶ作品展

 盛岡工高(瀬戸和彦校長、生徒692人)建築・デザイン科の3年生33人の卒業設計作品展が盛岡市永井のJR岩手飯岡駅の東西自由通路で開かれている。

 生徒が約半年かけて取り組んだスポーツ施設や住宅、カフェなどの設計図面と100分の1サイズの模型を展示。学びの集大成となる作品が並び、一部の模型は屋根を外して間取りも見ることができる。

 朝日が差し込む家を設計した吉田武蔵さんは「障子を開けると明るい光が、閉じると淡い光が入る和室がポイント。一目見て、『面白い』と思ってもらえる家にすることを心がけた」と説明する。

 展示は29日正午まで。

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