能登半島の空にブルーインパルス、3月16日北陸新幹線開通イベント前後で調整か

築城基地 2023年11月26日撮影 26-5692 川崎 T-4 航空自衛隊

航空自衛隊のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」が、今年元旦に発生した能登半島地震(石川県・富山県)の被災者を元気づける目的で、同半島上空を飛行する可能性があることがわかりました。

木原稔防衛大臣は、2024年2月27日に行われた衆院予算委員会分科会において、「石川県の馳知事からも直接要望があった」とした上で、「被災者に寄り添った支援は継続していきながら、被災者を元気づけるひとつの方法として(ブルーインパルスの飛行は)大変意義がある。前向きに進めていく」と、能登半島上空でブルーインパルスを飛行させる方向で検討する考えを示しました。

ブルーインパルスは、3月16日に行われる北陸新幹線(金沢―敦賀間)開業イベントで、石川県および福井県で展示飛行を行うことが決定しています。能登半島上空での飛行は、同イベント前後で調整されるものと見られています。

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