「とちぎんビジネスプランコンテスト」最終審査会 独創的なアイデアや革新的技術で新しいビジネスを

 独創的なアイデアや革新的な技術で新しいビジネスプランを提案するコンテストの最終審査会が22日、宇都宮市内で開かれました。

 このコンテストは、ベンチャー企業の事業化支援や販路開拓の支援を目的に、栃木銀行が毎年開いているものです。

 コンテストには新たなビジネスに挑戦する40組の起業家から応募があり、この日の最終審査会には3次審査を勝ち抜いたファイナリストの5人が独創性にあふれたビジネスプランを発表しました。

 審査の結果、最優秀賞には、ソーシャルムーバーの代表・北嶋史誉さんが受賞しました。

 北嶋さんは、デイサービスの送迎車をライドシェアし、送迎の業務自体をプロに委託するモデルをつくり、交通弱者の支援と介護人材の不足という2つの社会課題を同時に解決することが評価されました。

 また、優秀賞にはLEANの代表・立道友緯さんが選ばれました。立道さんは、女性のスポーツ選手がアプリのLINEに体調を入力することで、監督に選手の体調を見える化して無月経による疲労骨折や無理なトレーニングによるケガを防ぎ、生理のときでも安心してスポーツに打ち込める環境を作るサービスが評価されました。

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