堀田真由が長谷川博己主演「アンチヒーロー」で弁護士役。「先輩方の背中を見ながら、一生懸命についていきたい」

堀田真由が、TBS系で4月にスタートする連続ドラマ「アンチヒーロー」(日曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。

長谷川博己が主演を務める「アンチヒーロー」は、「電車に1本乗り遅れてしまった」「朝忘れ物をして取りに帰った」など、日常のほんの少しのきっかけで正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう…そんなバタフライエフェクトのような、前代未聞の逆転パラドックスエンターテインメント作。弁護士ドラマという枠組みを超え、ヒーローとは言い難い限りなくダークで危険な主人公を通して、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問い掛ける。

そんな司法の世界を舞台にした物語で、北村匠海に続き、堀田も、長谷川が演じる“ヒーローとは言い難いアンチな主人公”の事務所で働く弁護士に扮(ふん)する。このたび、ビジュアルとティザー映像が解禁。自分の正義を貫く弁護士なのか、彼女もまた“アンチヒロイン”なのか、大いに気になるところだ。

2023年は「大奥」(NHK)、「風間公親-教場0-」(フジテレビ系)など、1年間で8本のドラマに出演し、「たとえあなたを忘れても」(テレビ朝日系)では地上波の連続ドラマ初主演も果たした堀田。「2024年エランドール賞」では、その実力が評価され、昨年1年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られる「新人賞」を受賞した。主演の長谷川とは8年ぶりの共演となる。幅広い層から支持され、さらなる飛躍が期待されている堀田の演技も見逃せない。

堀田は「司法や社会の暗部に真正面から切り込んだオリジナルストーリーに、緊張感を持って撮影に臨んでいます。弁護士役ということで、業界用語や専門知識、普段触れることのない世界に飛び込むことは怖さもありますが、長谷川博己さんをはじめ先輩方の背中を見ながら、社会という大きなテーマに振り落とされないよう、一生懸命ついていきたいと思います」と真摯(しんし)な姿勢を見せ、「集団や社会のルールに対して、自分にうそをつくことなく生きられているのか? 正義とは悪とは? 考えを巡らせながら、ご覧いただく皆さまと共により深く考えていきたいです」と思いを伝えている。

作品を手掛ける飯田和孝プロデューサーは「堀田さん演じる弁護士もまた、正義と悪の価値観の中で揺れ動いていきます。『殺人犯を無罪にする弁護士』という、極端な考えを持ったアンチな弁護士に対して、彼女がどう立ち向かっていくのか、もしかしたら彼女に共感する視聴者は多いかもしれません。堀田さんに今回初めてお会いするまでは、柔和なイメージがあったのですが、1カット目の撮影ですぐにりんとした力強さを感じました。さまざまな要素を抱える弁護士をどのように演じるのか、ぜひご期待ください。そして、長谷川さん、北村さんと共に構成される弁護士事務所を、楽しみにしていただければと思います」と堀田の印象と役柄に触れながら、作品をアピールしている。

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