窃盗で狙われやすい家とは? 身近に潜む犯罪を解説『眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学』

犯罪捜査への心理学の応用を専門とする越智啓太の書籍『眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学』が2月20日に発売された。

昨今、様々な事件や特殊詐欺など凶悪な犯罪が増えており、ニュースで犯罪に関する情報を聞かない日はないといえる。誰もが利用するSNSを介した犯罪も当たり前になっており、より巧妙化しながら身近に潜む問題に。こうした問題や実態について研究し、犯罪予防や再犯防止に役立てようとしたのが本書だ。

犯罪心理学は、心理学の中でも実際の現場や実践に役立つことを目的とした“応用心理学”の1つ。特に犯罪行動・非行や犯罪者の心理・行動パターンに焦点を当てた研究分野である。専門書や教科書が多いジャンルだが、本書では図やイラストを用いて、1トピックを見開き1ページでわかりやすく解説する。

“普通の人”が犯罪に手を出してしまう経緯、犯行内容から見える犯人像や周囲の環境、巧妙化する手口や防犯法など、知らなかった犯罪心理学を、楽しみながらもしっかりと学べる1冊だ。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

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