10日、広東省広州市の歴史的建築物、鎮海楼の新春イベントに集まった市民や観光客。（広州＝新華社配信）
【新華社広州2月28日】中国広東省文化・観光庁の李斌（り・ひん）庁長はこのほど、同省文化・観光作業会議で、2023年に同省を訪れた観光客数が前年比75.1％増（19年比2.8％増）の7億7700万人、観光収入が前年比2.3倍（同6.9％増）の9525億6千万元（1元＝約21円）となり、いずれも新型コロナウイルス流行前の水準を上回ったと明らかにした。
春節（旧正月）連休期間（2月10～17日）の観光客数は23年の同連休期間（1月21～27日）比68.4％増（19年連休比20.2％増）の7606万9千人、観光収入は2.6倍（同40.2％増）の693億6千万元だった。
同省は今年、質の高い文化・観光商品の供給を拡大し、粤港澳大湾区（広東・香港・マカオビッグベイエリア）での世界的な観光地建設を加速させ、文化・観光の質の高い発展とハイレベルな安全を確保し、より高水準の「文化強省」の建設で新たな進展を遂げ、質の高い発展と現代化建設の推進において、新たな役割を担い、新たな成果を出していくという。24年は観光客数8億人超、観光収入1兆元以上を目標に掲げ、観光業の質の高い発展により、経済・社会の質の高い発展に貢献する。
6日、広東省広州市の花市に設けられた南越王博物院のグッズコーナー。（広州＝新華社配信）
11日、広東省広州市の南沙天后宮で披露された竜舞。（広州＝新華社配信）
15日、広東省広州市のテーマパーク、嶺南印象園で披露された獅子舞。（広州＝新華社配信）
13日、広東省広州市で行われたドローン（小型無人機）による光のショー。（広州＝新華社配信）
