デジタル技術で高齢者の生活支援 札幌厚別区

デジタル技術を活用して高齢者の生活を支援するサービスが札幌で始まりました。新たなサービスは札幌・厚別区のもみじ台と青葉地区で始まりました。IDを登録すると無料で貸し出されるタブレットや自身のスマートフォンで地域のイベント情報を受け取ったり、最寄りの病院や飲食店までの道のりを調べたりすることができます。体重や血圧を記録する健康管理機能も備えます。もみじ台と青葉地区の高齢化率は市全体の平均に比べて高く、地域住民の健康やコミュニティーの維持が課題となっています。

札幌市デジタル戦略推進局柄沢晃人デジタル企画課長「地域の皆さんから声を聞いて一緒に育てて(改良して)いく。そして全市に展開していくというところに結び付けたい」

市は今回の取り組みの中身を検証し、今後ほかの地域にも広げていく考えです。

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