By TV LIFE
特集ドラマ『コトコト～おいしい心と出会う旅～』（BSP4K／NHK総合 2024年度 冬放送 ※詳細は未定）より、 新潟編の会見が舞台地・新潟県十日町市で開催され、主演の古川雄大、高梨臨、小林幸子、制作統括・堀内裕介が登壇した。
本作の主人公・結稀宏人（古川雄大）は、日本全国の魅力的な食材を探して旅をする百貨店のバイヤー。全国を巡る仕事は1人でできるので少し気楽、と思っていた宏人だが、図らずも地域の人と深く関わっていくことに。
その土地で生きる人々のパワーや優しさ、そして土地に根差した食材や料理に触れることで、少しずつ生きるエネルギーが満たされていく。ゆったり、ほっこりできて、明日ちょっと頑張ろうと思えるオリジナルドラマだ。
「新潟編」では、その土地でしか見つからない「おいしい」を探して、新潟県十日町市へやって来た宏人。食材探しの中、縄文土器に引かれて新潟へ移り住んできた相場美羽（高梨臨）と出会う。美羽は雪に囲まれるこの町で孤独を抱えていた。
宏人をきっかけに、地元で長年暮らすおばあさん・チヅ子や女子高校生の恵菜たち、4人の不思議な関係が生まれる。そして、宏人が作る一杯のスープが、雪国で凍ったそれぞれの心に変化をもたらしていく。
このたび、舞台となる新潟県十日町市にて、出演者による会見が行われた。会場の十日町市博物館に宏人役の古川、新潟編のヒロインである美羽役の高梨臨、十日町のスナックのママ・泉優華役の小林幸子、制作統括の堀内裕介が登壇し、舞台地新潟の印象や撮影への意気込みなどを語った。
古川雄大 コメント
◆新たな出演者を迎えて
今回、皆さまと初めてご一緒させていただきます。素晴らしい方々と共演させていただけていることを実感しながら撮影に臨んでおります。
それぞれの個性が役に反映され、台本に描かれていたキャラクターが生き生きと浮かび上がっています。共演者の皆さまとの化学反応を現場で楽しみながら、リアルを生み出し、この粒だった個性が混ざり合う瞬間を感じていただけたらと思います。
◆新潟編の抱負
今回、新潟県十日町市で撮影をさせていただいています。積雪量がとても多い雪国を舞台にした作品です。雪は困難でもあり恵みでもある、表裏一体の中で、困難に立ち向かうために人々が力を合わせてきた町。撮影中もみかんの差し入れをくださるなど、撮影を快く受け入れ温かい目で見守ってくださる。現地の方々の優しさに驚かされる日々です。
今回現地に赴いて撮影させていただき、のどかできれいな空気の中、人々の温かさに触れ、そして天候をうかがい、雪と戦いながら、この場所でしか得られない感性を受け取ることができました。それはまさに今回『コトコト』新潟編の作品のテーマを僕自身がダイレクトに感じることができたということです。宏人を通してたくさんの方にこの作品のメッセージが届くことを願っております。
高梨臨 コメント
今回、『コトコト』の新潟編に出演させていただくことになりました。新潟県は個人的に縁もある場所でしたので、うれしかったです。
私の演じる美羽は、縄文土器が大好きで新潟に赴任しますが、初めての1人で過ごす新潟の冬に、少し不安を感じています。周りを気にしすぎて内気な美羽が、宏人に出会い、十日町の冬を過ごし、どう感じていくのか。私も初めて冬の十日町に行くので、感じたままの気持ちを大切に演じたいと思います。
小林幸子 コメント
NHK特集ドラマ『コトコト』に参加をさせていただくことになりました、小林幸子です。これまでにも朝ドラや大河ドラマを含めまして、さまざまなドラマに出演をさせてもらって参りましたが、今回は私にとってかけがえのない故郷でもある新潟を舞台とした作品の出演に、とっても気持ちがワクワクしていて楽しみでなりません。雪深い十日町のすてきな風景の中で繰り広げられる温かいストーリーに、私自身も癒やされています。
スナックのママ役を演じさせていただきますが、幸子さんは地のままでいいとスタッフさんからも言われており、喜んでいいやら何やら。でも精いっぱい役になりきってこのドラマを盛り上げたいと思います。
制作統括・堀内裕介 コメント
今回の舞台は雪の国・新潟県十日町市。雪で真っ白なこの土地で、すてきな俳優の皆さんが鮮やかに彩ってくれます。主人公・宏人は行く先々で「おいしい心」と出会います。うれしいコト、悲しいコト、幸せなコト…いろんな「コト」が詰まった、心温まる「スープ」のようなこの物語を、ぜひ味わってください。
番組情報
特集ドラマ『コトコト～おいしい心と出会う旅～』
BSP4K／NHK総合
2024年度 冬放送 ※詳細は未定
作：坪田文
出演：古川雄大 高梨臨 小林幸子 新井美羽 藤田弓子 ほか
制作統括：堀内裕介
プロデューサー：田島彰洋 郷原陽介
演出：木村隆文 髙橋実香
©NHK
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