“ローマでCL出場”を望むディバラの将来やいかに…契約延長交渉は夏まで持ち越し

カルチョを代表する存在の1人・ディバラ[写真:Getty Images]

ローマは新たなスポーツ・ディレクター(SD)が着任するまで、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(30)を含む全選手との契約延長交渉を延期する。

今冬の移籍市場を最後にティアゴ・ピントGMが退任したローマ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、今季終了後に新たなリクルート部門のトップを置くまで、手元の選手に関する契約交渉を行わないという。

27日のトリノ戦でハットトリックを達成したディバラももちろんその1人。ローマでのチャンピオンズリーグ(CL)出場を目標とするクラックは、契約が2025年6月までとなっている。

今冬はサウジアラビアの2クラブがイタリア国外クラブにのみ適用されるディバラの契約解除条項1200万ユーロ(約19億5000万円)を満たしたオファーを出したが、選手本人がこれにお断り。ディバラの意志はローマとの契約延長だ。

それでも、夏に再び「1200万ユーロ」を提示する国外クラブが現れるのは確実と考えられており、引き続きサウジ勢、イングランド勢、スペイン勢がディバラをマークしているとされる。

ディバラはトリノ戦後、「未来は僕自身もわからない」とコメントしている。

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