NBAがニックスの抗議を却下 レフェリーが競技規則を誤って適用していたと立証できず

日本時間2月29日(現地28日)、NBAはニューヨーク・ニックスが13日(同12日)のヒューストン・ロケッツ戦に103-105で敗れた一戦に関する抗議を退けたと発表した。

この試合の試合終了直前、103-103の場面で3ポイントを狙ったロケッツのアーロン・ホリデーに対し、ブロックに飛んだニックスのジェイレン・ブランソンがファウルをコールされた。その後クルーチーフ、リーグが発表するL2Mレポートでも誤審を認めており、ニックスは試合結果についてリーグに抗議していたのだった。

しかし今回リーグがニックスの申告を退けたのは、ニックスがレフェリーが公式の競技規則を誤って運用していたことを立証できなかったからだ。そのためリーグは声明で、「問題のファウルコールはレフェリーのミスによるもので、ニックスはレフェリーが競技規則を誤って適用していたことを立証できなかったため、抗議を支持する救済措置は正当化されない」としている。

リーグ史上こうした抗議が通ったのは6度のみで、直近では2007年にマイアミ・ヒート対アトランタ・ホークス戦で、シャキール・オニール(ヒート)が5ファウルではなく6ファウルとされる誤審についてだった。数か月後、この試合は誤審があった残り51.9秒から再開している。なお、オニールはすでにフェニックス・サンズへ移籍していたため、当時者不在で試合は行なわれた。

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