「税の百人一首」今年は34首が入賞 宇都宮

 税金の大切さなどを表現した短歌「税の百人一首」の表彰式が2月28日宇都宮市で開かれました。

 百人一首は、鎌倉時代に宇都宮城5代城主の宇都宮頼綱がきっかけで生まれたとされていて「宇都宮税務行政協力会」などは税金の役割について理解を深めてもらおうと「税の百人一首」と題して、毎年短歌を募集しています。

 今年は、宇都宮税務署管内の宇都宮市と上三川町に住んでいる人や通学している人から2039の作品が寄せられ、34点が入賞しました。

 このうち児童・生徒の部で優秀賞を受賞した宇都宮大学共同教育学部附属小学校3年の安藤怜さんは、百人一首が大好きで宇都宮市の大会にも出場しました。優秀賞には安藤さんのほか、宇都宮短期大学附属高校2年の居上慶大さんなど4人が受賞しました。

 入賞した作品は3月1日まで宇都宮市役所に展示されるほか、3月2日から11日まではうつのみや表参道スクエアの宇都宮市民プラザで展示されます。

© 株式会社とちぎテレビ