【連載】Peel the Apple 山崎玲奈 TOKYOコスプレ散歩 猫猫『薬屋のひとりごと』でお台場へ「コスプレは私の生きる楽しみ」

【連載】Peel the Apple 山崎玲奈 TOKYOコスプレ散歩 猫猫『薬屋のひとりごと』でお台場へ「コスプレは私の生きる楽しみ」

コスプレをすることが大好きなPeel the Appleの山崎玲奈が、今コスプレしたいキャラクターになって東京の名所を巡る“コスプレお散歩企画“の「Peel the Apple 山崎玲奈 TOKYOコスプレ散歩」。最終回となる今回は、稀代の毒好きで、薬に対する深い知識で後宮で起こる事件や問題を解決していく『薬屋のひとりごと』の猫猫(マオマオ)のコスプレで、お台場を訪問。キャラクターへの愛とコスプレへのこだわりが詰まった山崎玲奈の姿をたっぷりお届けする。

撮影:武石早代

山崎玲奈(Peel the Apple)
山崎玲奈(Peel the Apple)
山崎玲奈(Peel the Apple)
山崎玲奈(Peel the Apple)
山崎玲奈(Peel the Apple)

【インタビュー】メイクは、1番難しかったかもしれないです

ーー今回、猫猫を選んだ理由を教えてください。

山崎:

『薬屋のひとりごと』は、もともと原作の存在も知っていたんですけど、ちゃんと観たのはアニメからで。1話を観た瞬間に面白いと思って、猫猫のコスプレをしたい!って思ったんです。私に似合うか、似合わないかじゃなくて、ただただやりたいという気持ちでした。

ーー猫猫を可愛いと思ったポイントは?

山崎:

猫猫は、ギャップがすごく可愛いんです。つんつんしたところがありながら、興味のある薬とか毒とかに触れられる時はとても可愛らしい一面が出ていて。そのキャラクター性がすごく好きです。

山崎玲奈(Peel the Apple)

ーー今回のコスプレでこだわったところは何ですか?

山崎:

もともとドレスでおめかししている妓女の姿をやりたいと思っていたんですけど、今回は街に出て撮影をするということで、この衣装にしました。ウィッグは、以前は購入したものをそのまま被ることが多かったのですが、今回買ったものは前髪と後ろ髪が長かったので、自分で切って、お団子も最初から結び直しました。衣装は、いつもどおりお母さんにイチから作ってもらいましたね。

ーーメイクのポイントは?

山崎:

猫猫は、基本的にすっぴんなので、メイクをしている感が出ないようにしました。でも、コスプレでは、ちゃんとメイクをしないと白飛びしちゃうんです。猫猫は、涙袋とか目のパーツがハッキリしているので、涙袋とかパーツをはっきり描きつつ、色を乗せすぎない感じにしました。目尻にチークを入れたのもポイントですね。鼻にそばかすを描きましたが、猫猫と同じように粘土を使うことはできなかったですね(笑)。

ーー(笑)。今回のメイクは、かなり難易度が高かったのですね。

山崎:

そうですね。メイクに関しては、1番難しかったかもしれないです。濃すぎちゃいけないっていうのが初めてだったので、とても難しかったです。

山崎玲奈(Peel the Apple)

ーー猫猫というキャラクターにかけて、2つ質問をしたいと思います。猫猫は、劇中でさまざまな問題を解決していきますが、山崎さん自身がPeel the Appleの活動の中で、グループを助けたエピソードを教えてもらえますか?

山崎:

リーダーの松村(美月)が、よく“玲奈が助けてくれるよね”って言ってくれるんです。私、おしゃべりが好きなんですけど、“玲奈がいるとグループが明るくなるよね”って言ってもらえて。自分では助けているのかわからないんですが(笑)、そう言ってもらえることは誇りに思っています。

ーーグループの中で、縁の下の力持ちという立ち位置なのかもしれないですね。続いて、猫猫は毒を食べたいという願望を持っていますが、山崎さん自身、本当はよくないことだとわかっていても思わずやってしまうことはありますか?

山崎:

私、夜中にめっちゃ食べちゃうんですよ(笑)。例えば、ハンバーガーとラーメンとお米の組み合わせをいっぺんに。炭水化物もダメだと思いながら摂ってしまいます。

ーーそれは意外ですね。どういう時に食べてしまうのですか?

山崎:

ほぼ毎日なんです(笑)。メンバーにはけっこう偏食って言われるんですけど。小麦は身体にあまり合わなくて……ちょっと毒っぽいですね。でも、それがわかっていながら小麦もいっぱい食べてしまいます。あと油物や揚げ物も。ただ、ワンマンの前とは気をつけています。

山崎玲奈(Peel the Apple)

――今、ワンマンライブのお話が出ましたが、2月10日(月)にEX THEATER ROPPONGIでワンマンライブ<Chocolate Party LIVE>を開催しました。終えてみての感想を教えてもらえますか?

山崎:

今までのワンマンで1番多くの人が来てくれたんですけど、EX THEATER ROPPONGIは、ぴるあぽの始まりの場所だったんです(2020年6月21日に開催した配信ライブ<26時のマスカレイド 新メンバー発表ライブ>の直後に結成)。その時は無観客でしたが、今回ぴるあぽのことが好きで会いに来てくれたファンの方が本当にたくさんいることが実感できて。ファンの方にはこれからも好きでいてもらいたいし、夏には3大都市ツアー(<Peel the Apple夏の3大都市ツアー>)も決まったので、EX(THEATER ROPPONGI)に来てくれたみなさんは絶対にツアーにも連れて行くぞ!っていう気持ちで頑張ります。

山崎玲奈(Peel the Apple)

ーーPeel the Appleとしての今後の目標は?

山崎:

3大都市ツアーを成功させるのはもちろんなんですけど、やっぱりぴるあぽのことをもっと知ってもらいたいと思っています。最近はTikTokとか知ってもらえるきっかけはあるので、そこでぴるあぽの存在や良さをいっぱいお伝えして、好きになってもらって、会場に遊びに来てくれる人が増えたらいいなって思っています。あとは、歌番組にも出たいなって思っていて、目標はいっぱいありますね……私、ずっとTDCホール(TOKYO DOME CITY HALL)でワンマンライブがしたいって言っていて、それも叶えられるような大きいグループになるためにコツコツ頑張っていきたいです。

ーーTDCホールでライブがしたい理由は?

山崎:

TDCでは何回かアイドルさんのライブを観させてもらっていて、いろいろな席があるのですが、どこで観てもすごく楽しめるんですよ。以前、26時のマスカレイドさんのライブ(2021年12月29日(水)に開催された<26時のマスカレイド 5th Anniversary 年末スペシャルライブ>)をメンバーの浅原(凜)と観に行かせていただいたのですが、オープニングで2人とも大号泣して。その時に浅原と“絶対にここでぴるあぽもライブしようね”“TDCホールに立ったらMCでその話をしようね”って約束をしたので、絶対に立ちたいなと思っています。

山崎玲奈(Peel the Apple)

ーーいいエピソードですね。それでは、最後に山崎さんにとってコスプレとはどういう存在かを教えてもらえますか?

山崎:

コスプレとは……難しいですね……うん、私の生きる楽しみですね。今はないと生きていけないというか、生活の一部というか。アニメがもともと好きっていうのはあるんですけど、キャラになりたいという気持ちもあります。やっぱりコスプレをすると、よりアニメにも近づけるような気がするし、コスプレイベントとかに行くと同じ趣味の人に出会えるので、新しい世界が見れるなと思っていて。いろいろな面で生活の一部になっていますね。

山崎玲奈(Peel the Apple)

【インフォメーション】<Peel the Apple夏の3大都市ツアー>

2024年6月28日(金)名古屋 Zephyr Hall

2024年6月29日(土)大阪 GORILLA HALL OSAKA

2024年7月7日(日)東京 恵比寿The Garden Hall

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