アニメ『怪獣8号』OPテーマはYUNGBLUD、EDテーマはOneRepublicに決定 歌入りの最新PVも

アニメ『怪獣8号』の初回放送日が4月13日に決定し、オープニングテーマがYUNGBLUDの「Abyss」、エンディングテーマがOneRepublicの「Nobody」に決定。あわせて、最新PVが公開された。

集英社のマンガ誌アプリ『少年ジャンプ+』にて2020年7月より連載中の『怪獣8号』。舞台は、日常的に怪獣が人々をおびやかす世界。怪獣を討伐する「日本防衛隊」への入隊を志していた主人公・日比野カフカは、一度はその夢を諦めるも、ある出来事をきっかけに再び防衛隊を目指す。怪獣と隣り合わせの世界で、時に傷つきながらもたくましく生きる人々のドラマ、そして最新鋭の装備を備えた防衛隊と、無慈悲に襲い来る怪獣とのバトルが多くの読者を魅了している。

オープニングテーマを担当するYUNGBLUDは、これまでリリースしたアルバムが2度も全英チャート1位を獲得し、2019年に発表した欧米をまたぐワールドツアー全52公演はすべてソールドアウト、マシュメロ、アヴリル・ラヴィーンなどジャンルを超えたアーティストとのコラボ作品も大きな話題を呼んでいるロックスター。「Abyss」は、グラミー賞受賞アーティストであるImagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ)のフロントマンであるDan Reynolds(ダン・レイノルズ)との共作。ある日突然、怪獣に寄生され自らも怪獣となってしまった怪獣8号/日比野カフカの葛藤をテーマに、パンクで、ハードな楽曲となっている。

エンディングテーマを担当するOneRepublicは、2007年のデビューアルバムに収録された「アポロジャイズ」がグラミー賞にノミネートされ、瞬く間にアーティストの地位を確立。その後、2013年にリリースされた「カウンティング·スターズ」がアメリカ、イギリスを含む22の国と地域でトップ10入り、YouTubeに公開されたミュージックビデオはこれまでに39億回再生を記録。2022年には興行収入130億越えの映画『トップガン マーヴェリック』の挿入歌「アイ・エイント・ウォーリード」も担当している。「Nobody」は、ポップなサウンドに乗せてカフカと絆を深めていく仲間たちの存在を感じさせるような、作品の明るさを味わえる楽曲となっている。

公開された最新PVでは、命を懸け怪獣へと立ち向かう隊員たちの姿が描かれている。

また、日本防衛隊第3部隊のオペレーター・小此木このみ役を千本木彩花が演じることが決定した。

あわせて、YUNGBLUD、ライアン・テダーからはコメントも到着している。

コメント
オープニングテーマ・YUNGBLUD

今回楽曲を提供できて、本当に光栄だよ。参加できて本当に良かった! 話をもらって、すぐさま東京のスタジオを予約して、『怪獣8号』のストーリーを読みながら楽曲を作ったんだ。僕自身にとっても新しい挑戦で、この作品の雰囲気やフィーリングをとても引き立てる楽曲になっていると思うんだ。自分の居場所を見つけること、仲間を見つけること。自分の持つ隠れた才能やパワーを自分自身では誇れなくても押さえつけないでほしい。誰もが美しいから。
僕もアニメの放送が始まるのが楽しみで待ちきれないよ。映像を少し見たけど信じられないくらい素晴らしいから、皆さんも楽しんでくれるといいな。クレイジーなことが始まるよ、準備はいい?

エンディングテーマ・ライアン・テダー(OneRepublic・フロントマン)

大前提として、私自身が日本の大ファンです。アニメ、マンガ、音楽、食べ物、文化など、いつもたくさんのインスピレーションをもらっています。しかも子供のころから、スーパーヒーローに夢中で、今もカフカのように強くなりたいと思っているので、『怪獣8号』に携わることができてとてもワクワクしています。
2023年春ごろに、『怪獣8号』チームと打ち合わせをし、一部の映像や絵コンテを見せてもらい、そこから作品·キャラクターを分析し、どんなサウンドが必要か考えていきました。この楽曲からは、高揚感と楽しさ、輝く瞬間を感じられるものにしたかったのです。2023年11月に仕事で来日していたので、その間に歌詞も書き込ました。この曲は日本からインスピレーションを最大限得た楽曲になっています。
(文=リアルサウンド編集部)

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