栃木県警まとめ ストーカー検挙 過去5年で最多

 2023年1年間に栃木県内で検挙されたストーカーの被害が、過去5年間で最も多くなったことが県警のまとめで分かりました。

 県警察本部によりますと、2023年1年間に県内で確認されたストーカーの被害は215件で、前の年と比べて38件増加しました。200件を上回ったのは2020年以来3年ぶりです。検挙したのは50件で過去5年で最も多くなっています。

 なかでもストーカー規制法違反などの疑いで検挙し、5件に「文書警告」、37件に「禁止命令」が出されたということです。

 一方、配偶者からの暴力などDV・ドメスティックバイオレンスの被害で警察が確認したのは725件でした。前の年と比べて43件増加していて、700件を上回ったのは2020年以来3年ぶりです。

 検挙されたのは93件で、裁判所から被害者などへの接近禁止を命じる「保護命令」が24件に出ています。

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