萩原利久&早見あかり「めぐる未来」がクランクアップ!「難しい作品でしたが、充実した撮影ができました」

萩原利久が主演を務める、日本テレビ系連続ドラマ「めぐる未来」(木曜午後11:59=読売テレビ制作)。物語はいよいよ終盤を迎えているが、そのすべての撮影が終了した。

「めぐる未来」の原作は、2021~23年に「週刊漫画TIMES」で連載された、辻やもり氏による同名コミックス。感情の起伏を引き金に“過去に戻る病”を抱える襷未来(萩原)が、妻・めぐる(早見あかり)を救うために過去に戻り、めぐるの死の真相に迫る考察型タイムリープサスペンスだ。

厳しい寒さが残る2月某日。ついにすべてのシーンを撮り終えた萩原と、めぐるの事件を担当する刑事・暦亘を演じた田中偉登が、2人そろってクランクアップ。一足先に撮影を終えていた早見は、この日のために駆けつけ、萩原に花束を手渡した。

最後の撮影となったのは、犯人が指定したビルに到着した未来と暦が、ビルの屋上に2人で向かうシーン。スタッフから「ただ今のシーンで、全カット終了です!」と声がかかり、大きな拍手が沸き起こった。

拍手に包まれながら、萩原は「皆さま、お疲れさまでした! なかなか難しい作品だったと思います。勉強しながら頭を回転させながらやってはいましたが、まだまだ座長としては至らない点もあったなと日々反省しながら毎日過ごしていました」とコメント。続いて「すてきなスタッフとキャストに囲まれて、毎日すごく充実した撮影をさせていただきました。皆さまのおかげで天候にも恵まれ、この日を迎えられたかなと思います。またどこかで会った時には、成長したなと思っていただけるように、これからも精進していきたいと思っております」と感謝の気持ちを伝え、「無事にこの日を迎えられたことをうれしく思います。皆さん、お体に気をつけてください!」とねぎらいの言葉を掛けた。

田中も「撮影当初は、勝村(政信)さんと楽しく過ごしていましたが、自分の最後のシーンが、昔から知っている利久と、皆さんの最後の日と重なるなんて、思ってもいなかったです。現場は明るく、お芝居をしやすい環境を作ってくださったり、過ごしやすく楽しい毎日でした」と最後のシーンと撮影期間を振り返り、「ドラマの放送を、最後まで楽しみにしています。本当に本当にありがとうございました!」とあらためて感謝の思いを伝えた。

少し先に撮影を終えた早見は、襷家の自宅でのシーンでクランクアップ。スタッフから「ただいまのシーンをもちまして、襷めぐる役・早見あかりさん全カット終了です!」と声が掛かると、早見は「お疲れさまでしたー!」と明るい笑顔に。

「まずは本当に楽しかったです。何回死んだの?ってくらい何度も亡くなって、地面に何回も転がって、転がることにも抵抗がなくなるくらい転がって、大変な撮影でしたけど、本当に利久くんをはじめ、キャストの皆さん、スタッフの皆さんが明るくて、笑顔があふれていて、すごく楽しい撮影でした」と充実した表情を見せ、「まだ撮影は残っていますが、皆さん頑張って最高の笑顔で終わりましょう! ありがとうございました!」と周囲を気遣った。

3月7日放送・第8話。日南小夜(香音)に続き、母・襷育子(佐伯日菜子)も殺害されてしまうというこれまでの事件と、10年前に未来が鈴村和樹の飛び降り自殺を止めた事件が関係していることが分かる中、めぐるが毒殺されてしまう。その直前に未来が戻ると、スマートフォンに着信が。「これで準備は整った。あとはお前だけ」と告げた電話の主は、「なぜめぐるを殺したのか知りたければここに来い」と住所を送ってくる。

一方、日暮署の刑事・時任まこと(勝村)は、10年前の事件について関係者に話を聞いていた。鈴村の子どもを預かったことがあるという施設に向かうと、ある衝撃の事実が判明する。その頃、未来は、犯人が指定した場所に到着。未来を尾行していた日暮署の暦も加わり、2人でビルの屋上へ向かうと、あるタブレットが反応する。そこには「未来さんへ。今日ここであなたは死にます」の文字が映し出されていた。そして、ついに犯人が明らかになる。

なお、番組公式Xでは、3月2日午後0:00~3月7日午後11:59(予定)まで、犯人考察企画を実施。犯人を予想して、「#めぐる未来」「#犯人予想」のタグ付けをして対象人物をリポストすると、抽選で20人にオリジナルクリアファイルが当たる。また、TVerでは、3月2~7日の期間限定で、第1~7話までの一挙配信が決定している。

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