「やりたいことをはっきりさせたい」巣立ちの決意 沖縄の県立高校で卒業式

花道で祝福を受ける卒業生ら=1日、南風原町の南風原高校

 沖縄県内の県立高校で1日、卒業式が一斉に行われた。特別支援学校と合わせ、今春は約1万3千人が学びやを巣立つ。保護者も多数出席し、門出を祝った。

 南風原町の南風原高校と、併設する南風原高等支援学校(西原誠校長)では計212人が卒業した。

 郷土芸能部の活躍で知られる同校では、同部や郷土文化コース、高等支援学校の在校生が合同で「祝賀の舞」を演舞。にぎやかに卒業生を見送った。

 西原校長は「感謝の気持ちを忘れない人であってほしい」と激励した。専門学校に進学する山田響紀さんは「これからやりたいことをはっきりさせ、知識を深めたい」と決意を新たにした。

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