崑崙山脈の辺地で通学支援 中国新疆ウイグル自治区

崑崙山脈の辺地で通学支援 中国新疆ウイグル自治区

 【新華社葉城3月1日】中国新疆ウイグル自治区カシュガル地区葉城(カルギリク)県の西合休郷は崑崙山地に位置し、郷政府は県城(中心市街地)から185キロ離れた場所にある。九つの村が散在しており、中には郷政府から200キロ以上離れた村もある。高山に囲まれ、道は険しい。

 教育の質を高め、辺地に暮らす子どもたちの通学に伴う危険を軽減するため、郷内では集中的な教育管理が行われている。小学生全員が郷の中心小学校、中高生は県城に通学するよう規定を設けている。

 長期休暇の前後には県、郷、村の人員が保護者と共に通学路の見守りを行うのが恒例となっており、新学期が始まると、県の教育、公安、交通、保健などの部門がチームを組織し、西合休郷の子どもたちが安全に学校に戻れるよう無料で送迎している。(記者/阿曼、胡虎虎)

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