新リーグ参入に向け レバンガ北海道 北海きたえーる改修へ

バスケットボールのレバンガ北海道は、2年後に始まる新リーグで現在のホームアリーナである北海きたえーるを条件に合うよう改修して使用する方針を明らかにしました。

レバンガと札幌市はきょう、きたえーるを運営する道庁を訪れ、改修に向けた協議を依頼しました。2026年から始まるBリーグの新トップカテゴリー「Bプレミア」への参入には5千人以上収容などの条件を満たした施設を持つ必要があります。

レバンガは当初、札幌市が整備を進めている新月寒体育館を新本拠地とする方針でした。しかし、冬季オリンピック・パラリンピック招致断念で国からの補助金が見込めなくなったことで、市から、参入の申請期限までに基準を満たせないとの回答を受け、きたえーるの改修に転換しました。

きたえーるには参入条件であるVIPラウンジや個室がないため、これらの新設が見込まれています。改修費用はレバンガが負担し、金額はまだ定まっていません。

レバンガ・横田CEO「地元の方々に最高峰のプロのバスケットボールの試合を見せることこそがわれわれの存在意義だと思っている。(Bプレミア参入の)条件をクリアすべく邁進していきたい」

レバンガは、将来的には新月寒体育館がホームアリーナとなるよう今後も市と協議を続けます。

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