シャバカ、ソロ名義でのアルバム発売&先行曲「End Of Innocence」公開

photo by atibaphoto

UK屈指のサックス奏者シャバカ・ハッチングスが、ソロ名義“シャバカ”での新作
『美の恵み (原題: Perceive Its Beauty, Acknowledge Its Grace)』を
4月12日にリリースされる。また、同作から「End Of Innocence」が公開されている。

<YouTube:Shabaka - End Of Innocence

『美の恵み』は、彼の代名詞であるサックスを手放し、フルート、クラリネット、尺八を用いて新たな挑戦をした意欲作。「End Of Innocence」ではクラリネットを演奏し、ジェイソン・モラン(p)、ナシート・ウェイツ(dr)、カルロス・ニーニョ(per)が参加。シャバカは他にも数々の名プレイヤーをフィーチャー。アンドレ・3000、エスペランサ・スポルディング、モーゼス・サムニー、ブランディ・ヤンガー、フローティング・ポインツ、ララージ、ミゲル・アトウッド=ファーガソン、ソール・ウィリアムズ、エルシド等が参加している。

今作について、シャバカは次のようにコメントしている。

「このアルバムは私にとって、本当の意味での出発点です。私が演奏し、多くの方に認知されることになったバンドからの旅立ち、そして、フルートが私のもとにやって来ました。このアルバムではたくさんのフルートを取り入れて、様々な音の領域を探求しています。先行シングルの「エンド・オブ・イノセンス」ではクラリネットを用いました。

私の人生初めての楽器はクラリネットで、私にとってメインの楽器であると考えています。だからこそ、自分が一番心地よい状態に立ち返ることが出来るんです。参加メンバーに関しては、過去数年間の全米ツアーで出会い、尊敬してきたミュージシャンたちに声をかけたところ、全員がイエスと言ってくれました。彼らの演奏はいつも息を呑むほど素晴らしいです。レコーディングは、私の音楽的素養を形成してきた多くのジャズ・アルバムのサウンドに影響を与えた、歴史的なスタジオのルディ・ヴァン・ゲルダースタジオに集まって行われました。ヘッドホンもセパレーションもない部屋での演奏は、ただその空間で一緒に演奏している雰囲気を捉えることが出来ました。」

■リリース情報

シャバカ『美の恵み』
2024年4月12日(金)リリース
CD購入&デジタル配信はこちら→https://Shabaka.lnk.to/PiBAiGPR

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