千葉県警は3月1日、まちの治安を守る多種多様な人材を確保しようと2024年度の職員を募集する動画をお披露目しました。
県警によりますと2023年度の県警の採用試験の応募人数は3140人、競争倍率は3.1倍でいずれも過去5年間で最低となりました。
こうした中、県警は1日、警察官の魅力を伝えて採用試験の応募者を増やそうと、2024年度の職員募集動画を制作し報道陣にお披露目しました。
動画は若手職員の男女2人が仕事のやりがいなどを話すものや、私生活と仕事を両立させる3人の女性警察官を特集したものなどで、県警のYouTubeで見ることができます。
また、県警は多種多様な人材確保に向け、16年ぶりに1次試験で加点される資格対象者を拡充すると発表。
具体的には、空手の初段以上の資格を持つ人を新たな対象としたほか、これまで2段以上としていた柔道と剣道の対象基準を初段以上に引き下げました。
また、ベトナム語やスペイン語などで一定以上の語学検定を持つ人への加点も新設しています。