京成電鉄 乗降サポートに 案内業務支援サービス導入

京成電鉄 乗降サポートに 案内業務支援サービス導入

 目の不自由な人や車いす利用者などの電車の乗り降りをより円滑にサポートしようと、京成電鉄は3月1日、新たに「案内業務支援サービス」を導入しました。

 京成電鉄が新たに導入した業務支援サービスは、車いすや白杖などの利用者が電車を乗り降りする際、乗車駅側の駅員が時刻や経路、それに乗車位置などの情報をスマートフォンに入力することで、降車駅側の駅員と連携を取るものです。

 京成電鉄によりますと、これまで電話や紙などに頼ってきた駅員同士の連携を、スマートフォン上で行うことで、業務の効率化や接客の質の向上にも繋がるということです。

 また、相互乗り入れする京急電鉄も1日から、このサービスを導入していて、将来的には、両社間をまたいで乗り降りする利用者もカバーできるサービスを目指すということです。

 京成八幡駅の担当者は、「毎月100件ほどある利用者の対応を効率化し、接客サービスのさらなる向上を目指したい」と話しています。

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