横浜港の花火、3月からは毎月開催 5分間打ち上げ、観光客の滞在促す

昨年12月に大さん橋から打ち上げた花火の様子(横浜観光コンベンション・ビューロー提供)

 横浜スパークリングトワイライト実行委員会(岡田伸浩委員長)は、横浜港を彩る5分間の花火を毎月、打ち上げることを発表した。初回は3月14日。

 同実行委は横浜市、横浜商工会議所、横浜港振興協会、横浜観光コンベンション・ビューローで構成。2023年度は計11回の打ち上げを行ったが、横浜の観光客の滞在時間を延ばし、宿泊にもつなげようと24年度からは月1~3回で、倍の26回程度に増やす。

 花火は各日とも午後8時(5月16日のみ午後7時)から5分程度で、新港ふ頭や大さん橋などから150発を打ち上げる。春節など昼間のイベントと連動するよう工夫し、この2月の打ち上げではバレンタインデーにもちなむハートの花火を多くした。

 横浜スパークリングトワイライトは、12年から山下公園周辺などで花火を含む各種のイベントを実施したが、新型コロナウイルスが広がってからは日時を公表せず花火を数回打ち上げていた。昨年から日時を公表したところ、短い時間でも近隣のホテルやレストランから好評だったことから、都市型花火として定着を目指す。

 半年分の日時は横浜スパークリングトワイライトのホームページから確認できる。問い合わせは、同事務局電話045(663)7267。

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