フードバンクに飲料品寄贈 キリンビバとベルジョイス【岩手】

阿部副理事長(中央)に目録を贈る鈴木支社長(右)と佐々木マネジャー

 キリンビバレッジ東日本統括本部(谷川浩二本部長)とベルジョイス(澤田司社長)は2月29日、フードバンク岩手(伊勢昭一理事長)に飲料品1256本を寄贈した。

 フードロス削減への取り組みを行っている両社は、恵方巻きと飲料品のコラボレーション販売を契機に、社会貢献の一貫として飲料品をフードバンク岩手へ寄贈する取り組みを2023年に開始。今回で2回目となる。

 同日は盛岡市内で、キリンビバレッジ東日本統括本部の鈴木大介東北支社長とベルジョイスの佐々木孝宏営業企画室マネジャーらから、フードバンク岩手の阿部知幸副理事長に「キリン 生茶」(525ミリリットル入り)商品の目録が贈られた。

 鈴木支社長は「飲料メーカーとして商品を無駄なく使い、生活に困っている方などへ有効活用してほしい」と語り、阿部副理事長は「能登半島地震の被災地にフードバンク団体の拠点を作ろうと取り組んでおり、被災者などへの支援にも使わせていただきたい」と感謝した。

 寄贈された商品は、県内の生活困窮世帯や能登半島地震の被災者などに届けられる。

© 岩手日日新聞社