栃木県警察本部は１日、階級が警部以上の幹部クラスの異動を内示しました。発令は３月１３日です。
県警察本部の幹部クラスの異動は２７０人で去年に比べて２６人増加しました。
主な人事異動を見ますと新しい刑事部長には谷島義則首席監察官が就任します。生活安全部長には佐藤雅人交通部長が就き交通部長は高木克尚生活安全部長が務めます。首席監察官には、林光孝生活安全企画課長が、宇都宮中央警察署長には高橋修司警務課長が就任します。
県内にある１９の警察署では宇都宮南、佐野、真岡、那須烏山の４つの署を除く１５の警察署で署長が交替します。
主な組織の改編では窃盗事件の認知件数の増加に伴い捜査体制を強化するため捜査第三課に捜査支援を行う「分析支援係」を設置します。また、特殊詐欺事件の捜査体制を強化するため特殊詐欺事件捜査室に「連合捜査係」を設置して国や他県との連携を図ります。
女性職員の職域を拡大し会計課長に初めて女性の職員が起用されたほか県内で初めて女性の警察官が警視に昇格し人身安全対策指導官に就任するということです。
