SL大樹の乗客50万人を達成 東武鬼怒川線

 東武鬼怒川線で運行している、SL大樹の乗客が1日、50万人に達し、鬼怒川温泉駅で記念のセレモニーが行われました。

 SL大樹は、2017年8月10日に、東武鬼怒川線で運行を開始してから、2396日目となる1日、乗客50万人を達成しました。

 記念すべき50万人目の乗客となったのは、1日午後3時5分に鬼怒川温泉駅出発の、SL大樹6号車に乗車した、福島県郡山市の藤田善治さん、ミサ子さんの夫婦と、娘の由紀さんと孫の樹ちゃんの一家です。記念式典は、鬼怒川温泉駅の3番線ホームで、停車中のSL大樹の前で行われました。

 藤田さんの一家には、SL大樹が開業した当時の鬼怒川温泉駅長などから、花束や記念品が贈られました。

 藤田さんの一家は、SLに乗りたいという樹ちゃんの希望で、この日に初めて鬼怒川温泉に旅行に訪れ、SL大樹に乗ったということです。

 記念式典の後、SL大樹6号車は廣長駅長やこれまで駅長を務めた3人の出発の合図とともに、下今市駅に向けて出発しました。

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