五ノ井里奈さんに『世界の勇気ある女性賞』。米国務省「タブー視されてきた問題に光を当てた」

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米国務省は3月1日(米国時間)、陸上自衛隊での性被害を告発した元自衛官の五ノ井里奈さんに2024年の『世界の勇気ある女性賞(IWOC)』を贈ると発表した

米国務省は「日本社会ではタブー視されてきた問題に光を当てた。彼女の勇気は、被害を受けた無数の人たちがもはや沈黙の中で苦しむことなく、自らの体験を名乗り出ることを後押しした」と評価した。

授賞式は4日、ブリンケン国務長官とジル・バイデン大統領夫人らが出席し、ホワイトハウスで開かれる。

IWOCは2007年に創設され、これまでに90カ国190人以上の女性に贈られてきた。

日本人では、マタニティーハラスメントの被害者支援などに取り組む「マタハラNet」を設立した小酒部さやかさん(現横浜市議)が2015年に受賞している。

五ノ井さんは2023年、米誌タイムの『次世代の100人』や英BBCの『女性100人』にも選ばれた。

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