パートナーシップ制度で「多様な性を公に示す意義を」 沖縄県、2024年度導入へ

(資料写真)沖縄県議会

 沖縄県議会(赤嶺昇議長)2月定例会は1日、一般質問最終日で、与党9氏が登壇した。玉城デニー知事は性的少数者カップルの関係を公的に証明するパートナーシップ制度を2024年度中に導入する方針を明かし「多様な性の在り方を尊重することを公に示す意義を有する」との認識を示した。島袋恵祐氏(共産)と玉城健一郎氏(てぃーだ平和ネット)への答弁。

 半嶺満教育長は24年度から学校栄養教諭の合格者を増やし、「28年度までに全国の7割程度にする」と述べた。比嘉京子氏(同)への答弁。

 宮城嗣吉文化観光スポーツ部長は空手の段位制度の導入で、流派別の型の特徴や昇段審査の判定基準を研究し「各流会派の理解を得ながら方向性を整理する」と述べた。新垣光栄氏(おきなわ新風)への答弁。

 玉城ノブ子氏(共産)、比嘉瑞己氏(同)、國仲昌二氏(おきなわ新風)、上里善清氏(てぃーだ平和ネット)、山里将雄氏(同)も登壇した。

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