ナポリがフランチェスコ・カルツォーナ監督(55)を巡り、スロバキアサッカー協会(SFZ)と緊張を引き起こす可能性もあるという。
ユーロ2024本大会を控えたスロバキア代表から、イタリア人のカルツォーナ監督を招へいしたナポリ。同監督はひとまず今シーズン終了まで両チームの指揮を兼任することとなっている。
『カルチョメルカート』などイタリアの複数メディアは、「ナポリがマウリツィオ・サッリ時代などの元コーチ、カルツォーナを来シーズンから正指揮官に据えることを検討」と報道。
スロバキア代表の契約を2025年6月まで残すカルツォーナ監督だが、地理的に近いイタリアとスロバキアとはいえ、来季以降も兼任するのは現実的でなく、もしナポリで続投ならワールドカップ(W杯)への道は諦めることとなる。
SFZ側の意向は判明していないものの、カルツォーナ監督率いるチームがユーロでそれなりに躍進すれば、SFZも満足して退任を容認する可能性もあるのでは、と考えられている。