【チューリップ賞】武豊「楽しみな馬と出会えた」スウィープフィートが重賞初制覇

3月2日、阪神競馬場で行われたG2・チューリップ賞(芝1600m)は、武豊騎乗、スウィープフィートが鮮やかな差し切りで重賞初制覇。上位3頭が桜花賞への出走権を獲得した。

チューリップ賞、勝利ジョッキーコメント
1着 スウィープフィート
武豊騎手
「初めて競馬では乗せてもらったのですが、良い馬だなと思っていたので、最後は直線どれだけの脚を使えるかと思ってました。思っていた以上でしたし、強かったです。伸びるなとは思ったので、こちらの思っている以上のキレ味を持っていたので、やっぱり良い馬だな思いました。(本番と)同じ条件でこの強さなので期待は出来ますね。きょうは良い仕事出来たと思いますし、楽しみな馬と出会えたなと思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

3月2日、阪神競馬場で行われた11R・チューリップ賞(G2・3歳オープン・牝・芝1600m)は、武豊騎乗の5番人気、スウィープフィート(牝3・栗東・庄野靖志)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に9番人気のセキトバイースト(牝3・栗東・四位洋文)、3着に15番人気のハワイアンティアレ(牝3・栗東・松永幹)が入った。勝ちタイムは1:33.1(稍重)。

1番人気で団野大成騎乗、タガノエルピーダ(牝3・栗東・斉藤崇史)は4着、2番人気で川田将雅騎乗、スティールブルー(牝3・美浦・宗像義忠)は10着、3番人気で田辺裕信騎乗、ミラビリスマジック(牝3・美浦・国枝栄)は6着敗退。

直線一気の伸び脚

チューリップ賞・スウィープフィートと武豊騎手 (C)Super Markun

武豊騎乗の5番人気、スウィープフィートが鮮やかな差し切りで重賞初制覇を決めた。レースでは後方3番手からじっくりと運んで直線勝負の競馬に。勝負どころから大外に運んでスパート。切れ味鋭く先行各馬を一気に飲み込んでいくと、鮮やかな差し切りを決めた。上位3頭が桜花賞(4月7日・阪神・G1・芝1600m)への優先出走権を獲得した。

スウィープフィート 6戦2勝
(牝3・栗東・庄野靖志)
父:スワーヴリチャード
母:ビジュートウショウ
母父:ディープスカイ
馬主:YGGホースクラブ
生産者:聖心台牧場

【全着順】
1着 スウィープフィート 武豊
2着 セキトバイースト 藤岡佑介
3着 ハワイアンティアレ 西村淳也
4着 タガノエルピーダ 団野大成
5着 エポックヴィーナス 和田竜二
6着 ミラビリスマジック 田辺裕信
7着 ラヴァンダ 松若風馬
8着 ガルサブランカ C.ルメール
9着 エラトー B.ムルザバエフ
10着 スティールブルー 川田将雅
11着 ラーンザロープス 横山典弘
12着 ブルーアイドガール 松山弘平
13着 ワイドラトゥール 北村友一
14着 ショウナンマヌエラ 石橋脩
15着 イツモニコニコ 田中健
16着 フルレゾン 鮫島克駿

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