2024年で60周年を迎えるフジテレビ系の音楽番組「SHIONOGI MUSIC FAIR」（土曜午後6：00）。3月16日に放送される3000回記念スペシャル・第3弾に、ロック界のレジェンド・矢沢永吉の出演が決定した。
矢沢が「MUSIC FAIR」に登場するのは、19年9月14日以来およそ4年半ぶり。1986年12月14日の初登場から数えて7回目となる。昨年、前人未到の通算150回の日本武道館公演を成功させ、ますます精力的に活動する矢沢が熱いパフォーマンスを披露する。
「But No」で幕を開けたステージに、大成功させた全国ツアーの勢いそのままに矢沢が現れる。そして、自らギターを手に「ラスト・シーン」を熱唱。この2曲の収録は、矢沢のホームでもあり、ファンにとっての聖地でもある東京・赤坂「DIAMOND MOON」で行われた。これは「MUSIC FAIR」60年の歴史上、初のロケ収録となった。慣れ親しんだ場所で矢沢が自身のバンドと共にロックを楽しむ姿は必見。さらに、スタジオからは、76年発表の名バラード「A DAY」を歌い上げる。装飾を極限までそぎ落とした空間で、矢沢の歌声が響き渡る。
続いて、88年に発表された「ニューグランドホテル」を奏でる矢沢。再び場所を変え、この曲のモデルとなった横浜のホテルニューグランドで歌唱する。歴史ある名門ホテルに颯爽（さっそう）と登場する矢沢のショートムービーから始まるパフォーマンスに注目だ。再びスタジオからとなり、名ロックナンバー「背中ごしのI LOVE YOU」で魅せる。
番組を担当する演出の松永健太郎氏は「60周年という記念すべき回に矢沢永吉さんにご出演いただき、本当にうれしく思います。今回はいつものスタジオ収録に加え、矢沢さんの原点ともいえる小さなハコでのライブ、ショートムービーの撮影など、さまざまなシチュエーションにトライしました。矢沢さんから、これからも番組を続けるために、時に新しいことにチャレンジすることの勇気と大切さを学んだ気がします。矢沢さんが今なお現役バリバリでいる秘訣（ひけつ）が少し分かった気がしました。“矢沢永吉”は最高に色気があって、最高にヤンチャで、最高にかっこいいロックンローラーでした。矢沢さんの2024年の今がたっぷり詰まった『MUSIC FAIR』をぜひ、お楽しみください！」と力強くメッセージを送っている。
