ラッセル・ウェストブルックが左手骨折で無期限離脱 ルーHC嘆き「手術が必要かも分からない」

ロサンゼルス・クリッパーズのラッセル・ウェストブルックは、日本時間3月2日(現地1日)に本拠地で行われたワシントン・ウィザーズ戦で左手を骨折し、無期限の離脱が決まったという。『ESPN』のオーム・ヤングミスク記者が伝えている。

クリッパーズは3月2日のウィザーズ戦に140-115で勝利。ベンチスタートのウェストブルックは10分間のプレイで6得点(フィールドゴール2/3、フリースロー2/2)、1アシストを記録していたが、第2クォーター残り10分1秒にドライブを仕掛けてきたウィザーズのジョーダン・プールに対して背後からスティールを狙い、ファウル判定となった際、左手を気にする仕草を見せていた。

ウェストブルックは第2クォーター残り8分10秒にタイムアウトでポール・ジョージと交代。チームからこの試合には戻らないと発表されていた。タロン・ルーHC(ヘッドコーチ)によれば、負傷状況はまだ診断中で、詳細は不明だという。

「選手が怪我をするのは見たくないものだ。プールがドライブしてきて、彼はうしろから弾こうとした。相手の肘が手に当たったんだろう。どのような(復帰の)タイムスケジュールになるかは分からないし、手術が必要かどうかもまだ分からない。今、彼は離脱せざるを得ないことを受け入れているところだ」

同僚のジェームズ・ハーデンも、「運動能力、エネルギー、プレイメイキング能力、リーダーシップ、ゲームにもたらす全てを失うことになる」とウェストブルック離脱の影響力について語る。

今季はここまで全58試合に出場(うちスタメン10試合)して平均11.1得点、5.1リバウンド、4.4アシスト、1.1スティールを記録しているウェストブルック。開幕11試合目からはシックスマンに配置転換され、それ以降チームは35勝13敗と好成績を残していただけに、ルーHCも「我々には彼のエネルギーが必要だ。早く回復してくれることを願っている」と早期復帰を願っていた。

(C)2024 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

© 楽天株式会社