フリンポン&グリマルドの両翼弾でレバークーゼンが10人ケルンに勝利、バイエルンとの勝ち点差は10に拡大【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

レバークーゼンは3日、ブンデスリーガ第24節でケルンとのアウェイ戦に臨み、2-0で勝利した。

前節マインツ戦を制して4連勝とし、2位バイエルンとの8ポイント差を維持した首位レバークーゼン(勝ち点61)は、負傷明けのパラシオスがベンチ入り。前線はシック、ヴィルツ、ホフマンで形成した。

フラットな[4-4-2]で構える16位ケルン(勝ち点17)に対し、レバークーゼンは開始3分、ボックス内のホフマンに決定機。シックのポストプレーからシュートを放ったが、枠を捉えきれなかった。

その後11分、リュビチッチに決定的なヘディングシュートを許すも枠外で助かると、13分に数的優位となる。ジャカのアキレス腱に後方からスパイクしたティールマンがVARの末に一発退場となった。

ここから荒れ模様の展開となった中、32分にグリマルドの直接FKでゴールに迫ったレバークーゼンは37分、ヴィルツがGK強襲のシュートを浴びせると、直後に押し切る。グリマルドの左クロスをシックが逸らし、ゴール前に詰めていたフリンポンが押し込んだ。

先制したレバークーゼンは41分、ボックス左に侵入したヴィルツがGK強襲のシュートで追加点に迫った中、1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、開始6分にアダムヤンにボレーでポスト直撃のシュートを浴びてひやりとしたレバークーゼンは、前半同様に押し込む展開で推移。

そして73分、アドリがボックス左ポケットまでえぐってクロスを送ると、グリマルドが合わせた。

勝負を決めたレバークーゼンが終盤にかけても敵陣でプレーし、2-0のまま試合を締めくくり勝利。公式戦無敗記録を34試合に伸ばし、バイエルンとの勝ち点差を10に広げている。

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