元ホームセンター園芸コーナー店員さんに聞いてみた！

いよいよ3月。春らしい陽気になると、思わずお花を育ててみたくなるという人も多いでしょう。ホームセンターの園芸コーナーやお花屋さんで、苗や鉢花を眺めていると時間が経つのも忘れてしまいますよね。

でも「ガーデニングを楽しみたいけど、庭が狭いし日当たりも悪い…」と諦めているご家庭は少なくないのでは？

狭い花壇や玄関先などの小スペース、日が当たりにくい庭などでも、植物を上手に選べばガーデニングを楽しむことは十分可能です。

そこで今回は、元ホームセンター園芸コーナーの店員さんに聞いた小スペース＆日当たりが悪い庭にオススメの植物を参考価格とともに紹介します。

ぜひスペースを有効活用し、庭をオシャレにデザインしてみてくださいね。

次の「ガーデニングアルバム」では、今回おすすめする植物の様々な表情を写真でご紹介します。

※編集部注：外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

【ガーデニングアルバム】狭い花壇、日当り悪い庭でもキレイに育つ「多年草・一年草」3選

記事内でご紹介する「小スペース＆日当りが悪い庭をオシャレに彩る」ステキな花々を並べてみました。外部配信先で写真を閲覧できない場合は、LIMOサイト内でご覧ください。

育ててみたい植物はありましたか？次では詳しく見ていきましょう！

「日陰の女王」と称されるほど耐陰性が強い花・インパチェンス。春から晩秋まで長く花を咲かせてくれます。

花色も赤やピンク、複色などカラフルなものが多いのもポイント。さまざまな品種があるなかでも、ミニバラのような花が咲く品種「カリフォルニアローズ」は特にオススメの品種です。

冬越しが難しいため日本では一年草扱いされていますが、鉢植えにして暖かい室内で管理すれば翌年も開花が期待できますよ。

※参考価格：200～1000円（3号ポット苗～5号鉢）

ケマンソウは、長い茎に一列に花を咲かせるユニークな植物。花の姿が釣り竿にぶら下がった鯛のように見えることから「タイツリソウ（鯛釣り草）」という名前でも親しまれています。

開花時期は春〜初夏で、花色は赤・ピンク・白など。暑さに弱いため夏以降は地上部が枯れますが、翌春には新しい芽を出してユニークな花を咲かせてくれますよ。

※参考価格：500～1000円（3号ポット苗）

ヤブランは山や森の中などに自生する常緑性の多年草。耐暑性、耐寒性ともに優れており、病害虫にも強く、丈夫で育てやすい性質を持っています。

初夏から晩秋にかけて青紫や白の花を咲かせますが、自己主張が控えめでシンプルな花姿なので、幅広い場所に馴染めるのが魅力。

新葉が白っぽい「ピュアブロンド」や、緑×白い葉がキレイな斑入りヤブランなど複数の品種があるので好みに合わせてセレクトしましょう。

※参考価格：300～800円（3号ポット苗）

小スペース＆日が入りにくい庭でも育つ植物は案外多いものです。

本記事で紹介した花以外にもアジュガやジキタリス、クリスマスローズなども耐陰性が強い植物。

また葉色が美しいヒューケラやギボウシといった常緑のカラーリーフを積極的に取り入れるのもオススメです。ぜひ暗くなりがちなスペースを明るくオシャレに彩ってくださいね。