能登半島地震から2カ月 矢板市で自主防災組織と消防団の合同訓練「地域の連携を強化」

 能登半島地震から2カ月が経ち、東日本大震災からもまもなく13年となる中、矢板市では自主防災組織と消防団による合同訓練が行われました。

 矢板市では、地域の連携を強化しようと合同訓練を去年から行っています。今年はおよそ140人が参加し、震度6の地震が発生したという想定で、災害本部が設置された矢板小学校の体育館と市内にある17の自治公民館で行われました。

 自治公民館での避難の様子を現地の消防団員が動画で撮影しSNSで共有すると、体育館のモニターで別の団員が確認。また担架の作り方や包帯の巻き方などの講習も行われました。

 このほか避難所設営の講習などが行われ、自主防災組織と消防団が顔を合わせながら連携を強化していました。

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