岩手ビッグブルズ、降格圏脱出 B2、奈良に78-64

岩手-奈良 第3クオーター、シュートを放つ岩手のSG/SF菅原佳依=ジェイテクトアリーナ奈良

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)は3日、奈良県のジェイテクトアリーナ奈良などで7試合が行われ、東地区6位の岩手ビッグブルズは西地区6位の奈良を78-64で下した。3試合ぶりの白星で東西両地区の14チーム中12位となり、自動降格圏(下位2クラブ)を抜け出した。

 岩手は前半、奥州市出身の特別指定選手・SG/SF菅原佳依(かい)(大東大3年、一関工高)が3点シュート3本を決めるなどし、37-32で折り返した。後半は互いに点を取り合ったが、終盤の勝負どころでPG関屋心らが得点。14点差で奈良を振り切った。西地区7位の愛媛と通算14勝31敗で並び、対戦成績(3勝1敗)で上回った。

 岩手は9日、盛岡市の盛岡タカヤアリーナで青森と対戦する。午後3時開始予定。

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