「朝活」と「終活」。私がライフワークに出会うまでにしたこと3つ

この連載では、朝活コミュニティ「朝キャリ」のみなさんに、朝の時間の楽しみ方や、朝活をして変わったこと、取り組んでいるチャレンジをご紹介いただきます!

おはようございます。朝キャリメンバーで終活カウンセラーの三宅典子です。

私は「朝活」と「終活」を通して、自分と目の前にいる人の人生を大切にしながら、『長く生きることを楽しめる社会の実現』を目指しています。

朝早く起きることで毎朝、今日という時間に向き合い、終わりを考えることで、人生という時間と向き合っています。今回は、「朝活」と「終活」というライフワークを見つけるまでにした行動を3つ紹介します。

20代前半に「朝活」と「終活」を意識しはじめる

20代の前半、資格取得のため朝に勉強するスタイルにたどり着き、何かに挑戦する時には「朝時間」を活用する。そんな生活を、私は約30年間継続しています。

同じく20代の前半に、震災や自殺で大切な友人を亡くしたことで、誰もが必ず迎える人生の終わりを意識するようになりました。

そんな私が、ライフワークに出会うまでにした行動は次の3つです。

【行動1】本を使って自分の深掘りをしてみる

家業の宝飾店の経営に25年以上携わり、親・子・孫3世代のお客様との繋がりを通して、家族の大切な価値観や文化、絆の象徴を次の代に引き継ぐ・受け継ぐお手伝いをしてきました。

その中で、以前、長年続けている今の仕事や役割にしっくりこないと感じ、本を使って人生や仕事の深掘りをしました。

写真は、そのときに特に参考にした一冊、ビジネス書の『7つの習慣 人格主義の回復』です。

私の仕事観は次の3つです。

【1】私だからできる仕事で自分の名前で勝負したい

【2】たくさんの人の役にたち、長く続けられる

【3】重い「ありがとう」を言っていただける

長く仕事を続けながらも、この3つを満たすためにはどの様な働き方をすればよいのか?に迷っていたのですが、本を使うことで自分を深掘りできました。

【行動2】今までの行動範囲外にあえて飛び出してみる

朝活で経営やマネジメントの勉強・専門資格のスキルアップなどに挑戦しながらも、心はどこにゴールを置けばよいのかわからない年月が続きました。

そうしている間にコロナ禍に突入。そこで、それまでずっと気になっていた『不用品の片付け』現場に入らせてほしい、と知り合いを介して頼んでみました。

そうして私は、休みの早朝には4トントラックの助手席に乗り、片付けの現場を体験していくことになりました。自分の感覚(心)が呼んでいるものの方へ、まずは動いてみようと思ったのです。

【行動3】ご縁があった人からの指示を仰ぐ

そうしているうちに、初就職を応援してくださった恩師が「仕事の棚卸しをしてみては?」と声をかけてくださりました。

また、「朝キャリ」を主宰する池田千恵さんの本『「朝4時起き」で、すべてがうまく回り出す!』を再読し、朝キャリに入って「人生の棚卸し」をすることにしました。

関連の仕事を副業として始めながら、それまで出逢った人とのご縁でめぐり巡って「終活カウンセラー」という仕事にたどり着けました。

遠くにいる人やもの、一見無関係にみえるものにヒントがある

このように

【1】本を使って自分の深掘りをしてみる

【2】自分の今までの行動範囲外にあえて飛び出してみる

【3】ご縁があった人からの指示を仰ぐ

などの行動をとるうち、ライフワークである「終活カウンセラー」にたどり着きました。

一見、無駄で関係ないように思える人・物・事も、この世で起こることは偶然性の必然だと私は思っています。なぜこの人と出逢ったのか、もうこの世にいない人は何を伝えたかったのかを考えるようにしています。私の場合は、特に人とのご縁に恵まれていたのが大きいからです。

「自分の人生の最期にどんな人生だったら満足できるかを想像し、今をよりよく生きるため。」

これからも朝活と終活をひろめていきたいです。

三宅典子さんのプロフィール

家業で宝石鑑定士、ライフワークで終活カウンセラーとシニアサポートサービス

大切な人と人の心に想い出の橋を架ける『架け橋』代表

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