記者会見に臨む中国外交部の毛寧報道官。（資料写真、北京＝新華社配信）
【新華社北京3月5日】中国外交部の毛寧（もう・ねい）報道官は4日の記者会見で、レモンド米商務長官が取材で現在の自動車は膨大な情報を収集できる「タイヤの付いたiPhone（アイフォーン）」のようで、米国内に300万台の中国製自動車が走っているとしたら、北京からエンジンを一斉に止めることができると語ったことについて問われ、次のように答えた。
このような発言は誤ったもので、経済貿易問題を政治化し、安全保障概念を拡大解釈する典型的なやり方と言える。この論理に従えば、中国こそワシントンが中国人の使う1億台以上のアイフォーンから情報を取得し、さらには一斉に使えなくすることを心配すべきではないか。
