天王山で出番なし...「屈辱的だったはず」フェイエ上田綺世を元オランダ代表FWが擁護「1人で黙々とアップしていた」

上田綺世が所属する2位のフェイエノールトは現地3月3日、エールディビジの第24節で首位を独走するPSVと対戦し、2-2の引き分けに終わった。注目の天王山に上田はベンチ入りしたが、出番はなかった。

試合後にオランダメディア『VP』で、元同国代表FWのルネ・ファン・デル・ギープ氏は「非常に屈辱的だったはずだ」として、終盤までウォーミングアップを続けていた日本代表ストライカーを次のように擁護した。

「ウエダは当初、他の選手と一緒に準備していたのに、最後は1人で黙々とアップしていた。彼にそんなことをさせるべきではない」

【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
続けて同氏は、かつて選手としても活躍したフェイエノールトのアルネ・スロット監督をこう批判した。

「プレーできる時間がないのであれば、数十分も前からウォーミングアップさせるべきではない。それがいかに苦しいことか、スロットなら知っているはずだ」

フェイエノールトは次戦、11日にヘラクレスと相まみえる。今季のリーグ戦で16試合に出場も、先発はわずか一度のみと苦しむ上田に出番はあるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】

© 日本スポーツ企画出版社