千葉県警の要請を受け、行方不明者の捜索などにあたる「嘱託警察犬」とその訓練士に3月5日、嘱託書が交付されました。
39頭の嘱託警察犬が4月から新たに犯罪捜査に加わります。
嘱託書の交付式は5日、成田市三里塚で開かれ、県警の厳しい審査に合格した訓練士約20人が出席し、39頭の「嘱託警察犬」を代表していずれもジャーマンシェパードのレディー号とフィリップ号、それにペトラ号の3頭が参加しました。
県警によりますと「嘱託警察犬」は県警の所有する「直轄警察犬」と違い、民間の訓練士が県警の要請を受けて出動させる犬です。
交付式で、県警の増田哲也鑑識課長は「犯罪捜査のパートナーとして存分に力を発揮することを期待する」などと挨拶しました。
嘱託警察犬は4月1日からの1年間、優れた嗅覚を駆使して行方不明者の捜索などに従事します。
出席した訓練士は―
「少しでも人助けの役に立つのであれば頑張って(役に)立ちたい」